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システムエンジニアの管理職:マネジメントとはどんな仕事なのか

どんなマネジメントをする?

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管理職に必要なマネジメント力とは

システムエンジニアの管理職に関する情報をチェックしていると、「管理職に求められるのは高いマネジメント力」という言葉がよく目に入りますよね。確かにそうだなと思いつつも、「マネジメント力」だけだとちょっと漠然としててわかりにくいですよね。では、管理職が発揮すべきマネジメント力とはどんなものなのでしょうか。もう少し具体的に掘り下げてみることにしましょう。

人のマネジメント力

企業が成功できるかどうかは、優秀な人材をとにかく集めまくることではなく、管理職のマネジメント力にかかっていると言っても過言ではありません。ワールドクラスの強いスポーツチームにはいい監督がついていますよね。企業の仕組みもこれと同じと考えればわかりやすいかもしれません。企業がよく吟味してその人を採用した以上、部下の能力を生かすも殺すも上司の采配次第。思うように部下が成果を出せないなら、部下の能力を疑う前に管理職のマネジメント力を疑うべきなのです。人の悪いところしか見られない管理職は、小言ばかりのネガティブなマネジメントに偏りがちですが、良いところを見つけて引き出すことが得意な管理職は褒めて伸ばすのがうまいので、思いきったマネジメントで大きな結果を出すことがあります。部下のやる気任せにするのではなく、やる気が出る環境、成長できる環境を率先して作るのが本来管理職のあるべき姿ではないでしょうか。力で部下を押さえつけ、心身を削らせるようなマネジメントで成功している企業があるのも事実ですが、短期的に大きな成果をあげるとしても、長期的に見ればかなりリスキーなやり方です。

時間とお金のマネジメント力

コストマネジメントは管理職の重要な役割のひとつ。いくら使っていくら入ったかを確認してはヤキモキするような小さい話ではなく、費用対効果を分析しながら冷静に予算をコントロールしていくことが求められます。どこもかしこも予算削減ではなく、かけるべきところにはかけて抑えるべきところは抑えるなど、強弱の使い分けがポイントです。そして、コストマネジメントと連動して考えたいのがタイムマネジメントです。ひとつのプロジェクトに対してどのぐらいの時間をかけるかの判断は、全体のコストにも大きく響きます。

リスクのマネジメント力

最後に忘れてはならないのがリスクマネジメントです。何か問題が発生してからでは遅いので、問題が発生する可能性をあらゆる角度から考えておかねばなりませんよね。リスクを完全になくすことはできませんが、想定内のリスクとそうでないリスクでは損害の大きさが違います。ビジネスの世界では、勝負に出るためにあえてリスクをとる決断が必要になることもあるでしょう。いずれにしても、リスクマネジメント力は管理職にとって必須のスキルです。

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    マネジメントを担当するシステムエンジニアに必要なのは、現場経験に基づいた豊かな想像力です。現場に対する想像力があれば、チームのメンバーひとりひとりの状況を正確に理解し、個々の状況に応じて適切な言葉をかけられるようになります。プロジェクトのスケジュールとかかるコストに関するマネジメント、リスクマネジメントなどについてもそれと同じで、幅広い視野を持ってあらゆる可能性について想像する力が求められるでしょう。

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