システムエンジニアの出世を考える

出世したいシステムエンジニアに贈る「管理職になるための知恵」

システムエンジニアの出世:どうすれば管理職になれるのか

どうすれば出世できる?

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出世が気になりだしたら行動のとき

システムエンジニアが今よりもっと給料を増やしたいと思うなら、管理職を目指して努力するしかありません。「そんなことわかってるけど、じゃあ出世ってどうすればできるの?」と思ったときが考えどき。輝かしい出世の道を目指して一歩前へと踏み出してみましょう。とはいえ、出世は自分の力だけでは成し遂げられませんよね。会社のエライ人のGOサインが出ない限り、どんなに頑張ったところで今のポジションは変わりません。では、出世するために何を意識すればいいのでしょうか。

出世の第一関門は上司の評価

出世するために必要なのは上司の評価です。簡単に言えば、上司が「お、コイツ頑張ってるな!よし、出世だ!」と思えば出世するわけです。上司の評価は、ある程度その上司の好みが反映されることは否めません。公正な判断ができない上司なら、好き嫌いで評価を決めてしまう場合だってあるでしょう。考えてみると理不尽な話ですが、現実的に考えるといかに上司の心を打つかが出世のポイントなんです。そうなれば、ここは出世のためと割り切っていくしかありません。仕事に対する自分と上司の価値観がまるで違うと思ったら要注意。「システムエンジニアはやっぱり技術力!」と最高の職人気質を発揮したとしても、上司が「いや、技術は普通でいいから生産性アップでしょ」と思っているなら、技術力にこだわる人より要領のいい人が評価されるかもしれません。だからといって、上司の太鼓持ちになる必要はありませんが、上司の価値観を押しきってまで自分の価値観をアピールするのはなるべく控えたほうがいいでしょう。
上手に自分をアピールするコツは、自分があげた成果を100%自分の手柄にしないこと。わかりやすい成果が出たなら、さらに成果をあげるためのアドバイスを上司に求めてもう少し頑張ってみましょう。「上司のアドバイスのおかげでワンランク上の成果が上がった」ということにでもなれば、かなりの確率で高評価をもらえます。

社内で影響力のある人からの評価も侮れない

どこの会社にも、妙に影響力のある人物が不思議といるものですよね。直属の上司からの評価がふるわなくても、社内で一目置かれている人からの評価があればミラクルが起こる可能性もあります。普段同じフィールドにいない人からの評価を得るためには、ベタですがとにかく仕事を頑張るしかありません。会議などで発言を求められたらチャンス到来。自分の意見を積極的に発言しましょう。仕事に対して日頃から真摯な姿勢を見せていれば、わざとらしくアピールしなくても十分に伝わるはずです。上の立場の人の評価が高ければ、その噂が回り回って人事の耳に届くかもしれませんよ。

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  • 向いてるのは管理職?専門職?

    何事にも向き不向きというものはあるもので、管理職や専門職にももちろん性格的、技術的な向き不向きがあります。システムエンジニアは35歳前後で一回大きな節目を迎えることになるので、その前に自分の適性についてよく考えておく必要があるでしょう。この先ずっと専門職のままでいることを望むなら、フリーランスを視野に入れて考えましょう。フリーランスになれば、管理職を命じられる心配もなくマイペースに働くことができます。

  • どんなスキルが必要?

    マネジメントを担当するシステムエンジニアに必要なのは、現場経験に基づいた豊かな想像力です。現場に対する想像力があれば、チームのメンバーひとりひとりの状況を正確に理解し、個々の状況に応じて適切な言葉をかけられるようになります。プロジェクトのスケジュールとかかるコストに関するマネジメント、リスクマネジメントなどについてもそれと同じで、幅広い視野を持ってあらゆる可能性について想像する力が求められるでしょう。

  • どうすれば出世できる?

    収入を増やすために出世したいと思ったら、出世を決める立場の人の仕事観を探りましょう。システムエンジニアなら技術力を見て欲しいというのが本音でも、出世にはある程度の処世術が必要です。もし自分と上司の価値観が大きく異なるならば、相手の価値観に合わせることも戦略として必要になるかもしれません。理不尽な思いをすることもありますが、会社組織の中で出世していくためには、上司やその他影響力がある人々の力が欠かせないのです。

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